私はこうして、twitterアカウントを乗っ取られました

先日、このブログ用に使っていたtwitterアカウントをハックされてしまった。しかも2回も。


どなたかが当ブログのcontactフォームを通じて教えてくださり、気づいた(その節はありがとうございました)。
慌てて確認してみると、確かに見覚えのない英語のメッセージと怪しげなリンクがtweetされていた。消そうにも、パスワードまで変えられており、ログインできない。

しかし、twitterから登録メールアドレス宛に以下のようなメールが届いていた。
20100311

要約すると「あなたのアカウントが乗っとられた可能性があるので、パスワードをリセットしました。このリンクからパスワードを変えてください」という感じ(それにしても、この中途半端な和訳はいつ直るのかな…)。

どうやら、アカウントハックにあったことがtwitterには判別できるらしい。やはり、無差別に攻撃しているのだろう。
でないと、こんなに地味なアカウントを狙わないだろうし。

比較的短めのパスワードであったので、かなり長く、かつ複雑なものに変更した。


しかしながら、3日後にはまた乗っとられた。
ただ不思議なことに、上記と同じ「パスワードをリセットしました」的なメールがきたものの、実際には変わっていなかった。

twitterのアカウントハックは、フォロアーの人に迷惑メッセージを送りつけることもあるというので、これはもうアカウントを一旦消そうかなとも考えたのだが、とりあえずその前にメールアドレスを変えてみることにした。
というのも、このtwitterアカウントを登録したメールアドレスは、twitterのアカウントとほぼ同じ文字列のものだったからだ(公開はしてないんだけどなぁ…)。
そして、ためしにパスワードも最初のものに戻してみた。

それから10日ほど経ったが、今のところ無事のようだ。
結局何が原因だったのか分からないのだが、とりあえずパスワードだけではなく、登録のメールアドレスも十分ケアしなければいけない、ということは学んだ。当たり前のことなのかもしれないけども。

ちなみに、twitterの拡張機能で使っていたのは、Firefoxのアドオン「Echofon」のみ。
もちろん、他にも原因は考えられるけれども、アカウント名と同じメールアドレスを使っている方は結構いらっしゃると思うので、念のためお気をつけください。

日本人の、トヨタ問題に対する関心の薄さ

トヨタのリコール問題が話題にのぼっている。
ただ、私は日本人がこの問題に関してあまりに無関心すぎないかな、と感じる。

トヨタは名実ともに日本を代表する企業であり、その影響力は甚大だ。
「トヨタの社長」という個人は、コロコロ変わる「日本の首相」より重要な人物だと言ってもいいかもしれない。

確かに、トヨタ車には不具合があった。それが原因で亡くなった方もいる。
そして、当初はそれを認めずに内々で処理しようとしていたのも事実だろう。

しかし、それでも、トヨタ車のリコールは他の自動車会社に比べて圧倒的に少ない(むしろ、今までほとんどなかったからこそこれだけ話題になったのだけれども)。
それこそ、アメリカ車の安全性とは比べものにならない。

にもかかわらず、アメリカ議会はそのトヨタのトップを呼びつけ、公聴会で宣誓までさせて謝罪させた。


もちろんトヨタとしたら、これ以上のイメージの悪化を避けたいという経営的なジャッジも含まれているだろう。
しかし、日本人としては、その意味をもう少し重大に捉えるべきではないだろうか。


アメリカ車が日本で事故を起こしたとして、社長が謝りにくるだろうか。
シンドラーエレベーターの事故で、責任者が国会で謝罪しただろうか。

公聴会で証言したこの女性を責めるわけではないが「トヨタのレクサス(Lexus)を運転中に時速100マイル(約161キロ)で制御不能になり」「夫へ電話をかけたとき、「神の力が介在し」、車はすこしずつ減速して停止したという」というのは、パニックのあまりブレーキペダルとアクセルを誤ったという可能性は本当にないのだろうか。

ある調査では、今回の問題で日本のGDPが0.12%引き下げられる可能性があるという。

政府が必死になって行う経済対策で見込まれる効果が、GDPの0.4%。
これが、トヨタの特定の車のブレーキに不具合があるだけでその1/4に値するのだ。

GMのように、もし本当にトヨタが潰れるようなことがあったら、日本経済は混乱に陥るだろう。
失業者はあふれ、とんでもない不況が訪れるかもしれない。貧困が加速し、治安も悪化するかもしれない。
トヨタが、経済が社会にもたらす影響はそれだけ大きなものだ。


トヨタ車(≒日本車)のイメージが落ちて、得をするのは誰か。損をするのは誰か。

オリンピックで国民感情を高めるのはもちろん素晴らしい。浅田真央選手にも頑張って欲しい。
しかし、もう少しこの「事件」に関心を向けるすべきではないか。これでは、日本人が「経済オンチ」といわれてしまうのも、已む無しと思える。

それは「トヨタなら大丈夫だろう」という楽観視か、あるいは信頼なのかもしれない。
「アメリカなら仕方ない」という諦観であって欲しくはないと思う。

社会性とは、誰もが身につけなければいけないのか

国母選手、惜しかった。
ショーン・ホワイトが異次元だったとしても、その下くらいは狙えたはずだ。
しかし、最後に果敢にも大技にチャレンジしたのには、男気を感じた。純粋にカッコいいと思えた。


今回のオリンピックで彼を取り巻いた問題は今更説明する必要もないが、世間が彼に対して怒っているのは、服装の乱れというより記者会見での態度の方だろう。「反省してます」という言葉とは裏腹に、誰がどう見ても反省してるようには見えなかった。


とにかく皆、彼の社会性のなさが鼻につくのだと思われる。
確かに、国母選手はっきり言って生意気だ。相手が年上だろうがなんだろうが「お前黙ってろ」と言ってしまう。

しかし、それは本当に許されないことだろうか。
常識がないだけで、犯罪を犯したわけでもないのに、なぜあんなにも断罪されなければならないのか。


「彼は自由人ではなく、日本の代表だ」という意見がある。
しかし、そもそもスノーボードの選手が「国を背負って」いるわけではないのは、リンク先にある通り。


彼はスノーボードの世界トップレベルの選手で、乞われて大会に出場したにもかかわらず、シャツを出しただけで「税金を出してやってるのに何だ!」と国中から言われてしまった。
その状況で「なんだよ、そんなのどうでもいいだろ。俺は滑りにきたんだぞ」と思っても不思議はない。

だから服装の件で責任があるとしたら、事情を教えていなかった(いたとしても徹底できていなかった)協会の側だろう。
もし税金が惜しいなら、なおのこと大会中は応援すべきだろう。結果が出てから「あの時のあれはさ、ちょっとこうした方が良かったかもね」とでも言えばそれで十分ではないか。なぜ、やる前から足を引っ張るようなことをするのだろうか。


(そんなことはありえないけど)彼のせいで日本の印象が悪くなる、という人がいる。
スノーボード全体の印象も貶めるという人もいる。

しかし、一人の人間をみて全体を決めつけるというのは、どう考えてもみている側の人間の問題があるだろう。


もちろん、社会性は身につけた方がいいことは間違いない。その方が人に好かれるし、生きやすい。

しかし、己の実力だけで人生を切り開いている人に対して、アドバイスとしてではなく批判として「社会性を身につけなきゃ、きちんとしなきゃダメだ」と言える権利は、誰にもないんじゃないか。


日本人は、大して興味もないのにやたら介入したがる性質があるように思う。
今回のことだって、国母選手もスノーボードのハーフパイプも、オリンピックが終われば誰も覚えてもいないのだろう。

そうした「お節介」気質はいいところでもあるのだけど、負の方向に働くとこういう事態が起こってしまう。
なんかなぁ… と思った。

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