Google Waveがエンジニアに与えた絶望

Google Waveが話題だ。
何でもまだ20%程度の開発状況で、これから世界中のエンジニアが参加して、どんどん姿を変えていくことをGoogle側は望んでいるらしい。

なので、このGoogle Waveというものがどれほどすごいのか、Webに革命をもたらすほどの「何か」なのかは分からない。


私はWeb業界で働いているので、周囲にエンジニアが多い。
彼らの多くは、当然かもしれないが「何かを作る」ことが好きだ。日々の仕事に追われながらも、心のどこかで「いつかみんながあっと言うもの」「社会を変えるような便利な(楽しい)何か」を作りたいと考えている。

そうして今日もPCに向かい、自分が信じる何かを作ろうとする。
しかし、日々の雑務、部下の管理、クライアントの無茶な要求、経営層の無理解… 様々な理由によって足止めされ、思うように進められない。そうこうしているうちに時は流れ、今回のGoogle Waveのような大きな衝撃が届く。

彼らは同じエンジニアとして「すごい」と思いながらも、「結局自分たちは何をやっているのか」という絶望感に包まれている。私自身、および私の周りだけの話かもしれないけれど。


昔から、Webの世界ではアメリカは日本の2~3年先を走っている、と言われているのだから当然といえば当然なのだろうが、それでも日本発のサービスが世界をうならせることもあるようになって、かすかながらも可能性を感じていただけに、大きな衝撃だったのだろう。

「メールというものを一から考え直す」という発想自体がそう出てくるものではないし、それ自体がそのまま「差」なのかもしれない。
少なくとも、そんな根本的かつ革命的なことを考えて実行に移し、いざ本当に作ってしまうというのは、もはや世界中でGoogleにしかできないのではないかと思う。


「いくらがんばっても、結局Googleには勝てないのか…」
そう思ったエンジニアの方も、少なくないのではないだろうか。

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