民族問題に接する際、自分が考えること


昨日のエントリに多くのコメントをいただき、その多くが大変有用なものだったので、コメントへの返信ではなく再度エントリにしてその代替とさせていただきます。


皆さん、多くのご意見をいただきありがとうございました。
色々な立場の方から多面的なご意見をいただき、自分ひとりでは持ちきれない物の見方を学べました。ありがとうございます。

私が前エントリで主題としたかったのは、どんなに相手に罵倒されたとしても、それにいつも罵倒で返していたら結局自分も同じレベルということになるし、いつまでたっても終わらないのでは、ということでした。
例えば相手が何か自分たちにとって不利益なことを発言や行為をしたとして「○○はバカだから」となると、向こうも負けじと「何だこの野郎」となるともう何か意味がないんじゃないかなと。

と言いつつmocchiさんがおっしゃるように、私自身が他者を非難するような論調で書いており、それは本当に周りが見えていないというか、大変反省しております。


韓国や中国の、マスコミ以外の一般の人でも「反日」が多いというのは間違いないですが、例えばその原因が学校教育で「反日」を叩き込んでることだったり、扇動的なマスコミだったとしたら、やはりそんな「日本の情報を故意に歪曲した」教育なり報道を施している側に問題があるはずで、(大げさに言えば)戦時中の日本で「天皇バンザイ」と教えられてきた人たちを責められないのと同じように、その教育する側なり、報道する側に問題を見つけるべきかな、と思います。
日本が中国に対して多額のODA援助しているのを、中国の一般人がほとんど知らないっていうのも、政府が意図的に教えないからですよね。

もし自分が正しいのに向こうが矢のように罵倒してくるのなら、じゃあ何なんだ、何が原因でこんなこと言われなきゃならないんだ、と考えたり相手に伝える方が結果的にお互いにとって良いんじゃないかと思うんですよね。

それに、rennon_09さんがご指摘くださったように、そこには政治勢力が大きく絡んで、自分たちの利益のために大衆を少なからず扇動している部分があるはずなんで、そこにまんまと乗せられるのもかっこ悪いかなと。

その上で「××人はこれだから…」とか「民族問題は根が深くて解決しないよね」で終わってしまうのは、思考の停止かなと思うんですよね。


暴力団に朝鮮系が多いことも、パチンコ屋が利得をむさぼっていることも、私もものすごく嫌だけれど、「これだから朝鮮系は嫌いだ。日本から出て行け!」と言っても出て行かないし、じゃあ何でそうなってしまったのか、今が嫌ならどうすればいいのか、まだ私には解が見つからないけど、それを考えて行動していくことしか解決にならないんじゃないのかな、と思っています。それが「パチンコには絶対行かない」とかそういうことだったとしても。


日韓や日中、それに世界中には数え切れないほどの民族紛争があって、それがすべて解決するものでもないとは思います。何百年、何千年とできなかったわけですし。根本的に、絶対に合わない人って(結構たくさん)いますからね。
個人的な意見ですが、やはりどうしても価値観が異なって付き合えない人というのはいると思います。例えが極端ですが、訳の分からない猟奇的殺人を犯すような人と普通に仲良くはなれないでしょう。しかしひとつの国なり民族を括って「全部そういう人間だ」ってことはないと思うんですよね。
そういう人が憎しみをもってぶつかってきたら、マザーテレサのように全部包み込むのはそりゃ無理だけど、とりあえずスルーするとか。

ネットでいろんなことが便利になって、それを人を罵倒したり憎しみを増幅させるために使うっていうのも寂しいんじゃないかと。


それと、ここからは個人的な願望ですが、お互いを「個人」として理解するには、インターネットというのはとても有用だし、国籍とか関係なくこれだけ簡単に話ができるようになったのだから、もしかしたら、少しずつでも前に進めるのかもしれないという希望は持ちたいですね。


結局言ってることは「憎しみは負の連鎖にしかならない」っていう、ただの理想論なんですが。


皆さんのご意見は非常に参考になりました。最後にもう一度御礼を申し上げます。

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